うける(うけない)

人生の8000000%が推し

観た人にしかわからない「MAPS」感想

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ブログ更新しなきゃな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と思って1ヶ月過ぎた今。

最近ほんとに忙しくて毎日ツイッターするので精一杯だよーーーーーーーエーン(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)っていうか時間は作ろうと思えばあるんだけど気力がないよ………………。。。社会に出るってこういうことなのかな………………………。。。

 

で、ブログ書く気力はないけど観劇する気力はあるので観てきました。

少年社中20周年記念 第34回公演「MAPS」

ほんとは初日観た直後から超絶感動して即ブログ書くわ!!!!!!!!ってなったんだけどマジマジのマジで気力がなくて五月病どころか2018年病みたいなところあるからせめて東京公演中…大阪公演始まるまで…公演期間中には…って先延ばしにして結局大楽終わったんだわ。無理すぎる。サラリーマンだったら首4回ぐらい飛んでる。アンパンマンかな?

 

ていうか書こうとした経緯なんてどうでもいいんだよ大事なのは感想-kimochi-です。この感想のやつも期間中にSNSN(スンスン)に載せるときはネタバレ配慮しないとな〜〜〜〜って思ってたんだけど以下略…。

 

まず最初ほんとにどうでもいいことなんだけど、OP?の、曲の、音量が、デカすぎて、鼓膜破れた。

いや壮大な物語だし私も音楽聴くときは爆音で聴く派だからアレなんだけどそれを踏まえた上でデカすぎたんだわ。逆にあれくらいが心地いい人いる?それ聴力8.0ぐらいじゃない?逆か?聴力0.01くらいか?

最初に「これは3つの地図を巡る物語、あるいは3つの嘘の物語」って入るんだけど、この話は「冒険家」「漫画家」「伊能忠敬」の3つに話が分かれていてまあ同時進行なんだけど、でも初見でもついていけました。記憶力が人並みにあれば多分大丈夫。

で、この物語、伊能忠敬と冒険家ライア(一応主人公ではないはず)だけ名前があって他の人は全員役職で呼ばれてるんだよね。例えば冒険家の物語では「剣士」「コック」「副船長」など。

漫画家は「チーフアシスタント(♡推し♡)」「心理カウンセラー(劇中は「先生」)」「漫画家(劇中は「先生」)」など。

そして伊能忠敬も一応歴史上の人物だから名前があるが、劇中では一度も呼ばれていない。息子には「お父さん」と呼ばれ、妻劇中は「お母さん」、「お前」)からは「あなた」と呼ばれている。

だから劇中にほんとに名前が呼ばれるのは「ライア」だけなんだけど、これはそのパートの主人公?である「冒険家(船長)」と区別するための他に、今作で重要な「嘘」の役割だからだと思うんだよね。嘘、ライアー、ライア。最初の登場の時から「アイツのことは忘れろ、信じるな」的なことを副船長から言われてるんだけど、思えばその時からライアー=嘘の役割って気付けたはずなんだけど、馬鹿なのでわかりませんでした。

 

で、さっき船長のことを主人公?と書いたんだけど、船長もライアも同じ「冒険家」で、まあ船長は自分のことを名もなき冒険家って呼んでるんだけど。劇中で「ライアの物語」っていう呼ばれ方が何回か出てくるんだよね。一応感情が見えるのは名もなき冒険家の方なんだけど、実は主人公はライアなんじゃないか?と思ったりする。でもライアの物語は嘘の物語ってことかもしれなくて、その嘘には「嘘をつき続けながら進行する」物語なのか「フィクションの」物語なのかはたまた二重の意味なのかってめちゃめちゃ考察してる。

あんまり舞台を観劇した後に考察とかしないんだけど、MAPSはなんだろう、観客に考察する隙を与えてくれてるっていうか、気になるところが多いんだよね…。これ感想ではなくない?観た人にしかわからないシリーズになってる………。

時系列バラバラかも。

 

つづき。物語の前のOPの前に、漫画家が舞台をセットしてくれるんだけど、まずその舞台セットがすごくて、小物とかほとんどなくて机も椅子も、時にはバイクも、全部立方体のブロックの積み重ねで出来てる。L字やI字、田の字に固められてるブロックの塊を倒したり斜めに置いたりして、ほんとに色んな舞台を作ってた。そもそも漫画家、冒険家、伊能忠敬って全部時代背景も国も違うのに、茶色や白黒のブロックだから自然と頭の中で背景を補充してる。面白かった。

 

物語でキーパーソン?になってくるのが感情で、漫画家は心理カウンセラーに「一人でいると感情がない。フラットになる」と相談していて、冒険家は「もっと楽しそうにしろ」と副船長に怒られる。伊能忠敬は比較的感情がわかるものの、全員に共通して感情が欠落してる。

その分彼らの前に現れる「怒恐哀楽」の感情の大きさが目立ってた気がする。

MAPSでは漫画家が中心となって話が進んでいくんだけど、それもそのはずで冒険家も伊能忠敬も、漫画家の脳内(プロット)でそれに沿って進行していくから。だからそれぞれの主人公である冒険家と伊能忠敬も感情が薄い(主人公は漫画家本人に影響されやすいから)でもその漫画家自体が少し問題で、自身が売れっ子作家な故に名前を呼ばれるのが怖い。だから心理カウンセラーに「先生」と呼ばせる。もちろん自分はカウンセラーのことを「先生」と呼ぶので、

「先生と呼んでください」

「先生。」

「はい、そうです、先生。」

っていう謎のシーンがある。で、それは別にどうでもよくて(実はめちゃめちゃ大事な伏線)感情がないことを相談した時に、カウンセラーから「喜怒哀楽の喜は楽と感情が似ている。その喜を、恐に変えてみてはどうか。怒哀楽は現在に関する感情だが、恐は未来に抱く感情である」という話をされて、そこから話が進んでいったはず。

漫画家だから感情にも名前をつけていて、

「快楽至上主義者 パーフェクトグラフィティケーション(あるいは俺がお前でお前が俺)」

「永遠なる恐れ インフィニティアフレイド(あるいは何だったかなーー(T_T))」

「悲しみの奴隷 ザ・スレイブサッドネス(あるいは貴方の涙)」

そして「反逆する怒り マイレボリューション」

この怒りが実は新人アシスタントだった。感情は具現化してるんだけど主人公にしか見ることは出来なくて、逆に見える人は主人公が作り出した幻想だけ。つまり感情同士は見ることが出来て、途中から実は幻想だった「心理カウンセラー」も見ることが出来た。

これを踏まえて言うと新人アシスタント(実は怒りの感情)は急に「先生のファンです!」って押しかけてきたんだけど、新人の登場中に新人の声に反応してたのは漫画家だけで、チーフもベテランも反応してなかった。つまり新人がいなくても会話が成り立ってた。これがわかったのって3回目ぐらいの観劇だったんだけど、マーーーージ鳥肌立ったわ!!ていうか観た人にしかわからない感想なのに当たり前にわかってることしか書いてないからこのブログ誰のために書いてるんだ?って感じだな。

すげーーー長くなってて自分でも書きたいことがわからなくなってきたから簡潔に書くけど、この後漫画家が実は売れっ子作家なんかではなくて、自分のことを「売れっ子作家だと思い込んでいる借金だらけの新人アシスタント和民アルバイター」ってことが判明して(ちなみにここのシーンはコメディチックで面白かった)(後から知ったんだけどこの時チーフが可愛くダンスしてたのは好色の時の踊りらしい)売れっ子作家だった自分はただの幻想で、その自覚があって悩んでいたからカウンセリングに行って、今度はちゃんと自分を受け入れて頑張って和民でバイトするんだけど、チーフが何故か冒険家の続きを考え始めちゃって、なんやかんやあって実はその「和民アルバイター」っていうのも幻想でっていう初見殺しのわけわからない展開になっていくし(全然簡潔じゃないな?)楽園を目指してた冒険家の地図が嘘だってことがバレて殺されそうになったり、伊能忠敬の妻が実は死んでいたりするんだけど、まあここらへんは省略。

ていうか全然感想じゃない…これはなんだ…説明じゃないか……感想……

 

イセダイの息子役超〜〜〜〜面白かったわアレとコックの日替わりメニューを観るために舞台通ってた節あった。「流れる血潮は銀河…脈打つ鼓動は太陽…右心房にお父さん…左心房にお母さん…開いて閉じて…開いて閉じて…」ってのがツボすぎてイセダイはその道のプロ(どの道?)

あと小野健斗くんのオカマ似合ってるというか顔面が美人だから様になってるというか良かったわ〜〜〜〜。裁判のときの「トンズラ!こきました〜〜!!!」の時面白すぎた。ていうか裁判のテンポの良さ最高だった!あのシーン超好き!

推しはもう言わずもがな顔面で世界救ってたから…………………………。あとツイートでひたすら○○ップスってやってたの可愛かったし他のオタクからも評判良かったから流石世界救ってるだけあるなって感じ。ツイートでも世界救っちゃうもんな。そのうち世界創っちゃうよな。住むわ。

 

 

これは世界創れちゃうでしょ。

全然何言いたいかわからなかったけど生存報告ブログってことで!ゆるしてくれ!

また何かあって気力もあれば更新します。

 

 

 

ここに一枚の地図がある

地図には 楽園の場所が描かれている

ここに一枚の地図がある

地図には 人生が描かれている

ここに一枚の地図がある

地図には まだ何も描かれていない

でも だったら 自分で描けばいい

 

これは 沢山の地図を巡る物語

これは 沢山の地図を巡る物語 あるいは 沢山の嘘の物語

これは 沢山の地図を巡る物語 あるいは 沢山の嘘の物語 あるいは 感情の物語

これは 沢山の地図を巡る物語 あるいは 沢山の嘘の物語 あるいは 感情の物語 あるいは 貴方の物語

あるいは 貴方の物語!