うける(うけない)

人生の8000000%が推し

終わることすら許されなかったコンテンツの話

.

 

この記事では誰も責めるつもりはありません。ただただ自分が今思ってることを書き出すだけなので、すぐ消します。自分の意見で気分を害される方もいると思うので、不快に感じたらすぐブラウザバックで対応をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私がこの界隈に足を踏み入れるキッカケとなり、元推しに一目惚れした舞台は、もう二度と上演しない。

最後の幕を開けることすら許されなかった。

終われないまま終わっていった。

 

 初めに舞台が中止となった時、(やっぱりな)と思った。またコロナウイルスが流行り始めて、都内での感染者数が過去の記録を上回るか上回らないか、ぐらいのタイミングだったと思う。

本当に突然の訃報だった。

ただただ唖然とした。あんなに気丈に振る舞っていた人が急に居なくなったことに、実感が湧かなかった。生で見ないと信じられないのに、居ないから生で見られない。

そして、おそらくこれから先も実感は湧かない。

公式ツイッターを始め、キャストの更新が途絶えたことが不安だった。この舞台はこれからどうなっていくんだろう。次はあるのかな。まずはコロナウイルスが終息しないことには先に進めないし、どのくらいかかろうが、いつまでも待つつもりでいた。

 

 そしたらYouTubeチャンネルが出来た。年末にイベントも発表された。始めは意味がわからなかったけど、これ本当は初日にチャンネル開設の発表で大楽にイベント発表だったんじゃない?と友人と言い合って、自分で落ち込んだ。画面越しに見る6人はやっぱり楽しそうで、あの服を着ていなくても個々のキャラはちょっと似ていて、ただただ嬉しかった。6人が6人のまま、わちゃわちゃしているのが好きだった。

年末のイベントも申し込んで、始めはノリ気じゃないとか言っておきながらちゃっかり両部行く予定で、イベントのために新しいブーツとか買って。昨日も、親に年末のイベントがいかに楽しみかを話していたところだった。今丁度卒業制作の修羅場が続いており、当落の日が最終締切の日で、当落だけを楽しみにしていたのに。

大好きなコンテンツは音もなく消えるしかなかった。

 

 今日の夜20時ごろ、友人からのLINEで事の顛末を知った。急いでツイッターを開いて、フォロワーのツイートを見て、(あぁ、これもうないな)と悟った。もうない、という実感がじわじわと湧いてきて、本当に自分でも驚くほど凹んだ。ちょっと泣いた。私の界隈での全ての始まりだった舞台が消えたことで、私の人生の一部も削りとられたような気分だった。

大袈裟だと思うかもしれないけど、それぐらい思い入れのある作品なのだ。初めて行った時のことや毎日劇場に通ったこと、今まで‪見せてくれたあれやこれやがぶわーっと頭を過ぎってきた。

もうない。そっか、もうないのか。

何度もやろうとしてくれたけど、全部無理になったのか。

それしか言えない。なんでブログ書いたんだろう。

チャンネル、せめて消える前にもう一度見に行こうと思ったら、ちょうどGoogleがサーバーダウンしていて、最後に見ることすら叶わないのかとちょっと暴れた。(すぐに復旧したしチャンネルは健在だった)

まだイベントが無くなったと確定したわけじゃないけれど、6人揃わない上に事情も事情だし、やらない方がマシ。むしろやらないでほしいと思ってしまう。やってほしいけれど、こんなの望んだ形じゃない。

何よりも楽しみにしていたコンテンツを「やらないで」と願うことになってしまったのが辛い。今になって悲しさが顕著になって込み上げてきた。

 

 終わりが見えないな。楽しかった思い出とかつらつら書いていこうと思ったけど、心が追いつかないのでやめた。公式の対応を待って、気持ちを落ち着かせます。いや、十分落ち着いてるんだけれども。とりあえず目の前の卒業制作を終わらせないと。

 

 

 

はーーーーー、松、楽しかったなーーーー。